2010年11月14日
人と空き家のセカンドライフ☆津屋崎ブランチ☆
『津屋崎ブランチ』。この場所のことは、周囲の複数の方から、何回も聞いていたのですが、やっ~と!!!行けました☆嬉しい☆

福岡県福津市にある『津屋崎ブランチ』は、空き家を再生した人の交流拠点
こちらの生みの親でもある山口覚さんは、以前からCSOサポーター研修などでも大変お世話になっています。
さぁ、津屋崎ブランチ。
しゃれたネーミング。どんなところにあるのかな??とドキドキしながら着きました。

あら?一見、普通の民家。
でも玄関の郵便受けには『NPO法人 地域交流センター 津屋崎ブランチ』と書いてありますね。粋だ。カワイイ

しかし、ここからが違うんです。
ガラガラガラ~と玄関を開けました。
すると、自転車と靴。

あれ?いや、これも普通のお宅と変わらないですね…
思わず、『ただいま~。』『お邪魔しま~す。』と声が出てしまいます


案内されるがままに、靴を脱ぎお宅?へあがらせていただきました。すると、右手に和室。掘り炬燵の上にノートPC、部屋には書類が一杯。スタッフルームのようです。埼玉から移住されているスタッフ木村君が笑顔で迎えてくださいました。お久しぶりです
そのまま居間へ進みますと、あ~れ~☆ステキ
ここで一気に雰囲気が変わりました。居間でなく「リビング」と横文字にすべきかな。

フローリングの床には、大きな一枚板のテーブル。
間接照明の優しい灯り。JAZZが流れています♪
壁面の棚に並べられている本は、地域づくり関係、NPOや社会起業関係の本、観光マップ...etc...そしてこのポストカード最高!!!
裏面には、月2回開催されている「サタデーブランチ」情報が載っています。このポストカード津屋崎の店舗に置いてPRされているそうなんですが、被写体になる人が喜ぶだろうなぁ。記念になるなぁ。武雄に眠っているあの倶楽部でやったらオモシロウそうだけどなぁ…

このステキなサイン。
失礼しました、ここはリビングではかったようで…『未来会議室』なんですね!!

‐3カ条‐
未来を語る。
人を褒める。
断定しない。

こんな志を持ち、人と、未来を語り合う場所。
ゆるくリラックスできる環境で右脳を開放させることができて、アイデアも、意識も、この空間からプラスの循環が生まれそうな気がします
未来会議室の壁には、これまで行われてきているワークショップでシェアされてきた模造紙が。

これいいですね。
目標や夢や、現実を洗い出した成果物が常に目に入るところにあるって。なんか、ある意味マインドマップを掲げているような感じ
その後、山口さんに、この津屋崎ブランチの生い立ちなどを伺いました。古い港町で空き家の多い津屋崎に移住者、交流者を増やし活気を戻そうという取組。「改修費用が賄えない、後継ぎが居ない…」という理由で空き家が増えるのは、武雄も同じだなぁ。

そこで、丁寧に、地域の声を拾いながら、古い空き家の提供をお願いする活動しているそうです。「個」のものが集まることで「景観」をつくると思うのですが、まさに津屋崎千軒の街並みも「群れ」。山口さんの、『自分の家は、自分だけのものじゃない。ということを、理解してもらう為に動いています。』という言葉が印象に残ります。


…うちは古い家だから…、誰も住む予定はないから…と、諦められた『あきらめ物件』。そこに息吹をかけて、人を交流させる活動、素晴らしいですね。古い家が、こうして地域の元気を取り戻そう!という動きの中に、目的を変えて再利用される。家自体も、セカンドライフを楽しむことが出来て、きっと喜んでいますよね

そして、案内されたのは『藍の家』。
歩いて行くと、電柱にいい感じの標識が。

本町・新町(あら、聞いたことある地区名だわ
)の上に、旧沖町と表記してあります。昔の地名をこうして目に触れる所で残しておくと、潜在的に頭に残るだろうなぁ。

藍の家。明治34年に建てられた染物屋。
町屋造りの建物は、とても興味深いものでした。

藍染めののれんをくぐると、保存活動をされている『藍の家保存会』の皆さんが笑顔で迎えてくださいました。

建物の中をガイドして下さって、色々と教えて下さったのですが、面白い仕掛けが沢山ありました。↓この大きな梁は「塩木」。虫食いや腐食を防ぐため、長時間海水に浸されているそうです。

↓火事の多かった津屋崎。住居が連なっているため、隣家から火をもらわない様に飛び出た卯達(うだつ)、雨戸には土と漆喰が塗られていたり。

↓庭には、藍の家の建物と同時に、H19年に国登録有形文化財に登録された「井戸屋形」が佇んでいました。

建物を見てまわった後、藍の家保存会の柴田富美子さん(77)とみんなで台所トーク☆柴田さんはじめ保存会の皆さんがお話される雰囲気の、和やかで、あたたかで、それでいて熱いこと。

当番制で藍の家にいらっしゃるそうですが、農産物の販売なども行われていて、地域の方の出入りも多そうです。
地域に愛される建物と人。
来訪者との語らいや、住民同士の交流の場として、ここにも喜んでいる古い建物がありました。『藍の家』も嬉しいだろうなぁ。


最近、自身CSOサポーター任期後のこともですが、その時迎える地域の中間支援(ソフト)について、中間支援施設(ハード)について、地域の交流の場について、色々と考えていたよもぎ…。今回の津屋崎訪問は、色んな気付きをいただいた気がします。時間を共有して下さった、津屋崎ブランチのスタッフの方々、藍の家のみなさん、武雄の友人達、ありがとうございました。
あ~、そうか~。
あったかい『空気感』。
『ただいま』『おかえり』と、ホッと帰る場所。
『HOME』
まるで家のような存在。

福岡県福津市にある『津屋崎ブランチ』は、空き家を再生した人の交流拠点

さぁ、津屋崎ブランチ。
しゃれたネーミング。どんなところにあるのかな??とドキドキしながら着きました。


あら?一見、普通の民家。

でも玄関の郵便受けには『NPO法人 地域交流センター 津屋崎ブランチ』と書いてありますね。粋だ。カワイイ


しかし、ここからが違うんです。
ガラガラガラ~と玄関を開けました。
すると、自転車と靴。


あれ?いや、これも普通のお宅と変わらないですね…
思わず、『ただいま~。』『お邪魔しま~す。』と声が出てしまいます



案内されるがままに、靴を脱ぎお宅?へあがらせていただきました。すると、右手に和室。掘り炬燵の上にノートPC、部屋には書類が一杯。スタッフルームのようです。埼玉から移住されているスタッフ木村君が笑顔で迎えてくださいました。お久しぶりです

そのまま居間へ進みますと、あ~れ~☆ステキ

ここで一気に雰囲気が変わりました。居間でなく「リビング」と横文字にすべきかな。

フローリングの床には、大きな一枚板のテーブル。
間接照明の優しい灯り。JAZZが流れています♪
壁面の棚に並べられている本は、地域づくり関係、NPOや社会起業関係の本、観光マップ...etc...そしてこのポストカード最高!!!

裏面には、月2回開催されている「サタデーブランチ」情報が載っています。このポストカード津屋崎の店舗に置いてPRされているそうなんですが、被写体になる人が喜ぶだろうなぁ。記念になるなぁ。武雄に眠っているあの倶楽部でやったらオモシロウそうだけどなぁ…

このステキなサイン。
失礼しました、ここはリビングではかったようで…『未来会議室』なんですね!!


‐3カ条‐
未来を語る。
人を褒める。
断定しない。

こんな志を持ち、人と、未来を語り合う場所。
ゆるくリラックスできる環境で右脳を開放させることができて、アイデアも、意識も、この空間からプラスの循環が生まれそうな気がします

未来会議室の壁には、これまで行われてきているワークショップでシェアされてきた模造紙が。

これいいですね。
目標や夢や、現実を洗い出した成果物が常に目に入るところにあるって。なんか、ある意味マインドマップを掲げているような感じ

その後、山口さんに、この津屋崎ブランチの生い立ちなどを伺いました。古い港町で空き家の多い津屋崎に移住者、交流者を増やし活気を戻そうという取組。「改修費用が賄えない、後継ぎが居ない…」という理由で空き家が増えるのは、武雄も同じだなぁ。


そこで、丁寧に、地域の声を拾いながら、古い空き家の提供をお願いする活動しているそうです。「個」のものが集まることで「景観」をつくると思うのですが、まさに津屋崎千軒の街並みも「群れ」。山口さんの、『自分の家は、自分だけのものじゃない。ということを、理解してもらう為に動いています。』という言葉が印象に残ります。


…うちは古い家だから…、誰も住む予定はないから…と、諦められた『あきらめ物件』。そこに息吹をかけて、人を交流させる活動、素晴らしいですね。古い家が、こうして地域の元気を取り戻そう!という動きの中に、目的を変えて再利用される。家自体も、セカンドライフを楽しむことが出来て、きっと喜んでいますよね


そして、案内されたのは『藍の家』。
歩いて行くと、電柱にいい感じの標識が。

本町・新町(あら、聞いたことある地区名だわ


藍の家。明治34年に建てられた染物屋。
町屋造りの建物は、とても興味深いものでした。

藍染めののれんをくぐると、保存活動をされている『藍の家保存会』の皆さんが笑顔で迎えてくださいました。


建物の中をガイドして下さって、色々と教えて下さったのですが、面白い仕掛けが沢山ありました。↓この大きな梁は「塩木」。虫食いや腐食を防ぐため、長時間海水に浸されているそうです。

↓火事の多かった津屋崎。住居が連なっているため、隣家から火をもらわない様に飛び出た卯達(うだつ)、雨戸には土と漆喰が塗られていたり。

↓庭には、藍の家の建物と同時に、H19年に国登録有形文化財に登録された「井戸屋形」が佇んでいました。

建物を見てまわった後、藍の家保存会の柴田富美子さん(77)とみんなで台所トーク☆柴田さんはじめ保存会の皆さんがお話される雰囲気の、和やかで、あたたかで、それでいて熱いこと。

当番制で藍の家にいらっしゃるそうですが、農産物の販売なども行われていて、地域の方の出入りも多そうです。

地域に愛される建物と人。

来訪者との語らいや、住民同士の交流の場として、ここにも喜んでいる古い建物がありました。『藍の家』も嬉しいだろうなぁ。


最近、自身CSOサポーター任期後のこともですが、その時迎える地域の中間支援(ソフト)について、中間支援施設(ハード)について、地域の交流の場について、色々と考えていたよもぎ…。今回の津屋崎訪問は、色んな気付きをいただいた気がします。時間を共有して下さった、津屋崎ブランチのスタッフの方々、藍の家のみなさん、武雄の友人達、ありがとうございました。
あ~、そうか~。
あったかい『空気感』。
『ただいま』『おかえり』と、ホッと帰る場所。
『HOME』

まるで家のような存在。
新たな価値を!若者達の挑戦☆江北町上小田地区☆
自分らしく生きる@知的障がい者授産施設SAKURA
ロマンティックなライトダウン☆
スリランカと佐賀の女性を元気に!!~NPO法人 愛未来~
横断幕印刷のご縁~盲導犬育成支援の会・アロマ基金~
日本ソーシャルブログ協会
自分らしく生きる@知的障がい者授産施設SAKURA
ロマンティックなライトダウン☆
スリランカと佐賀の女性を元気に!!~NPO法人 愛未来~
横断幕印刷のご縁~盲導犬育成支援の会・アロマ基金~
日本ソーシャルブログ協会
ついて行けば良かったかも?
私も、サポセンの第一陣に出遅れた組なので、やっと追いついた感じですが、いつかほんと行って見ていただきたい!