2015年11月28日
見えるものと見えないもの☆地方創生 里山ぐるぐる☆
秋はイベントが多くなかなかブログを書けませんでした...師走を前に、振り返りながら秋の一大イベントだった『里山ぐるぐる』を振り返ろうと思います!
11/28(土)の佐賀新聞付録『さが創生』にも掲載されていたのですが、公募されていた『さが段階チャレンジ』事業として採択された、
「新堤」周辺の自然活用についてお手伝いしています。
これは江北町ですが、県内では225件の採択事業があるそう。今年は県内多くの地域で地域活性化に取り組まれている人がいらっしゃるということですね☆採択事業一覧はこちらです↓
https://www.pref.saga.lg.jp/web/kensei/_1363/_84197/_91940.html
『里山ぐるぐる』では、森と人の営みの間である「里山」の役割やすばらしさを地域の人が再認識すること。地域に誇りを持つこと。多様な地域人財の存在を知ったり、その方たちが役割を持ってナリワイへ繋がっていくことを大きな目的としていました。これが、誰のために、何のために、のところ。
その目的達成のために行ったのが、ナリワイマルシェや体験プログラム。そして「馬」を真ん中に置いたトレッキングや乗馬などクラブリオらしいプログラムの数々。これが手段、です。
やるからには一所懸命やる!と実行委員会みんなの気持ちは徐々に上がり、ひとつになっていきました。しかしここまで企画を練り上げるのには本当に時間をかけました。悩み悩んで、チラシデザイン印刷のギリギリまでみんなで悩みました。
実行委員会は、町内外から約20名の異業種20~40代を中心に集まります。毎回、いろいろな視点で意見が出て気付きが多く、事務局は本当にみんなに助けられました。
そんな流れの中まず行ったのが、清掃活動です。会場となるこの地区に、お客様がいらっしゃる。場をきれいにしよう、里山の危険を少しでも減らそうと、実行委員メンバーで、秋のCLEAN DAYと題して実施!
林道からは、不法投棄のゴミやガラスの破片が...
堤の水面からは驚くほどのゴミが出ました。悪臭もすごかった...
それでもみんなでやると清掃活動もなんだか楽しくて 掃除後はそれぞれ持ち寄ったランチや、カヌーの試乗もして、リスクマネジメントを考えたりしました。まさに苦楽を共にする感じ。まるで、大人の部活のような感覚が残ります☆
イベント数日前から天気予報が気になり...当日の予想では100%の雨雨雨
そんな中だったけど、地域の農家さんは地元の採れたて野菜で協力してくださったり、実行委員のみんなお仕事を終えたら駆けつけてくれたり、最後の最後まで初めてのイベントに向けて抜かりなかった。もう家に帰るのも遅かったね...
でも、雨でもできることをやる!と決めました。
朝は、こんな感じで地面が濡れていました。もう一回天気予報ではドドーッと降るのかな...なんてことは考える暇もなく、準備、搬入、チェック、そして実行委員ブリーフィング。
開始頃には、まだ手付かずの場所があったり、お客様もやってきて、町長さんも、県議さんも、町議さんも、みなさんやってきて、バタバタ。人手が足りない...だけど、始まった!そんな感じでした。
会場にはどんどんお客様が増えました。県外からもわざわざ来ていただいていました。あっという間にナリワイマルシェや体験コーナーは大賑わい。フードコーナーも売切れ続出。本当にこの時は出店者さんもお天気を読むのが難しかったので仕込みも大変だったと思います。
この頃、駐車場担当のスタッフは、てんやわんやだったよう...、本部もバタバタで情報発信する余裕もなくなっていたのですが、実行委員が数名進んでfacebook発信してくれていたので助かりました!
馬と人の居場所を模索しているCLUB RIOのシンボル馬「マックス」は、競馬馬を引退したシニア馬。そのままだったらおそらく馬刺しになっていたのですが、ご縁があって新たな人生『動物が人を癒す』という役目でセカンドライフを送っています。
この日は、人の中に馬達が集まっていて、多くのお客様を笑顔にしてくれました。馬達も人の為に本当に頑張ってくれていました
カヌー会場は「新堤」の穏やかな水辺。波がないので安全に漕ぐことが可能、インストラクターの元しっかりレクを受けて入水します。江北町は海に面していないので、水遊びができる場所は重宝がられていました。
ここは25年ほど前までB&G艇庫として、カヌー教室やボートが浮かんでいたそう。その頃を知っている大人たちがとても懐かしそうでした。子どもたちに同じ体験をさせてあげられましたね!
地域の作家さんなど、小さなナリワイの循環。
大きな馬車に揺られながら、田んぼ道をのんびり歩く家族連れ。
その向こう側には、カヌーを漕ぐ子供たちの笑い声。
懐かしそうに微笑む大人達。
森の中のホーストレッキング体験は、言葉に出来ない感動。。
森林浴と乗馬を江北町でできるなんて...皆が信じられない様子!笑
地域には、既に『ステージ』があって、
もしかしたら、日の目を浴びることをジッと待っているのかもしれません。
そのステージの上で、
魅力ある素材(地域資源)がキラキラと輝くために、
誰に、どう、協力を得て、
どんなふうに見せていくのかを考えていく。
それが、大きく言うと、
『社会の仕事』、なのかもしれないなぁ。
観光資源の少ない江北町で、このような交流イベントが地域に受け入れられること、小さくても定着することが、この次の目標です。
本当に、来てほしい人に来てもらえるようなイベントや地域だったらいいですね!きっとそれは、仲間が増えることにつながる!(^^)!
最後に、『里山ぐるぐる実行委員会』は、『上小田まちづくり座談会』からも多くの協力者を得ています。みんな必ずしも地域に属している訳ではなくて、オモシロイ!楽しそう!関わりたい!と感じている人たちが町内外から集まっています。
このカタチ☆人口減の時代、これからのまちづくりは地域の境界線をもっと積極的に超えないと担えないのではないかと思うのですが、きっとヒントになるような気がしています!
11/28(土)の佐賀新聞付録『さが創生』にも掲載されていたのですが、公募されていた『さが段階チャレンジ』事業として採択された、
「新堤」周辺の自然活用についてお手伝いしています。
これは江北町ですが、県内では225件の採択事業があるそう。今年は県内多くの地域で地域活性化に取り組まれている人がいらっしゃるということですね☆採択事業一覧はこちらです↓
https://www.pref.saga.lg.jp/web/kensei/_1363/_84197/_91940.html
『里山ぐるぐる』では、森と人の営みの間である「里山」の役割やすばらしさを地域の人が再認識すること。地域に誇りを持つこと。多様な地域人財の存在を知ったり、その方たちが役割を持ってナリワイへ繋がっていくことを大きな目的としていました。これが、誰のために、何のために、のところ。
その目的達成のために行ったのが、ナリワイマルシェや体験プログラム。そして「馬」を真ん中に置いたトレッキングや乗馬などクラブリオらしいプログラムの数々。これが手段、です。
やるからには一所懸命やる!と実行委員会みんなの気持ちは徐々に上がり、ひとつになっていきました。しかしここまで企画を練り上げるのには本当に時間をかけました。悩み悩んで、チラシデザイン印刷のギリギリまでみんなで悩みました。
実行委員会は、町内外から約20名の異業種20~40代を中心に集まります。毎回、いろいろな視点で意見が出て気付きが多く、事務局は本当にみんなに助けられました。
そんな流れの中まず行ったのが、清掃活動です。会場となるこの地区に、お客様がいらっしゃる。場をきれいにしよう、里山の危険を少しでも減らそうと、実行委員メンバーで、秋のCLEAN DAYと題して実施!
林道からは、不法投棄のゴミやガラスの破片が...
堤の水面からは驚くほどのゴミが出ました。悪臭もすごかった...
それでもみんなでやると清掃活動もなんだか楽しくて 掃除後はそれぞれ持ち寄ったランチや、カヌーの試乗もして、リスクマネジメントを考えたりしました。まさに苦楽を共にする感じ。まるで、大人の部活のような感覚が残ります☆
イベント数日前から天気予報が気になり...当日の予想では100%の雨雨雨
そんな中だったけど、地域の農家さんは地元の採れたて野菜で協力してくださったり、実行委員のみんなお仕事を終えたら駆けつけてくれたり、最後の最後まで初めてのイベントに向けて抜かりなかった。もう家に帰るのも遅かったね...
でも、雨でもできることをやる!と決めました。
朝は、こんな感じで地面が濡れていました。もう一回天気予報ではドドーッと降るのかな...なんてことは考える暇もなく、準備、搬入、チェック、そして実行委員ブリーフィング。
開始頃には、まだ手付かずの場所があったり、お客様もやってきて、町長さんも、県議さんも、町議さんも、みなさんやってきて、バタバタ。人手が足りない...だけど、始まった!そんな感じでした。
会場にはどんどんお客様が増えました。県外からもわざわざ来ていただいていました。あっという間にナリワイマルシェや体験コーナーは大賑わい。フードコーナーも売切れ続出。本当にこの時は出店者さんもお天気を読むのが難しかったので仕込みも大変だったと思います。
この頃、駐車場担当のスタッフは、てんやわんやだったよう...、本部もバタバタで情報発信する余裕もなくなっていたのですが、実行委員が数名進んでfacebook発信してくれていたので助かりました!
馬と人の居場所を模索しているCLUB RIOのシンボル馬「マックス」は、競馬馬を引退したシニア馬。そのままだったらおそらく馬刺しになっていたのですが、ご縁があって新たな人生『動物が人を癒す』という役目でセカンドライフを送っています。
この日は、人の中に馬達が集まっていて、多くのお客様を笑顔にしてくれました。馬達も人の為に本当に頑張ってくれていました
カヌー会場は「新堤」の穏やかな水辺。波がないので安全に漕ぐことが可能、インストラクターの元しっかりレクを受けて入水します。江北町は海に面していないので、水遊びができる場所は重宝がられていました。
ここは25年ほど前までB&G艇庫として、カヌー教室やボートが浮かんでいたそう。その頃を知っている大人たちがとても懐かしそうでした。子どもたちに同じ体験をさせてあげられましたね!
地域の作家さんなど、小さなナリワイの循環。
大きな馬車に揺られながら、田んぼ道をのんびり歩く家族連れ。
その向こう側には、カヌーを漕ぐ子供たちの笑い声。
懐かしそうに微笑む大人達。
森の中のホーストレッキング体験は、言葉に出来ない感動。。
森林浴と乗馬を江北町でできるなんて...皆が信じられない様子!笑
地域には、既に『ステージ』があって、
もしかしたら、日の目を浴びることをジッと待っているのかもしれません。
そのステージの上で、
魅力ある素材(地域資源)がキラキラと輝くために、
誰に、どう、協力を得て、
どんなふうに見せていくのかを考えていく。
それが、大きく言うと、
『社会の仕事』、なのかもしれないなぁ。
観光資源の少ない江北町で、このような交流イベントが地域に受け入れられること、小さくても定着することが、この次の目標です。
本当に、来てほしい人に来てもらえるようなイベントや地域だったらいいですね!きっとそれは、仲間が増えることにつながる!(^^)!
最後に、『里山ぐるぐる実行委員会』は、『上小田まちづくり座談会』からも多くの協力者を得ています。みんな必ずしも地域に属している訳ではなくて、オモシロイ!楽しそう!関わりたい!と感じている人たちが町内外から集まっています。
このカタチ☆人口減の時代、これからのまちづくりは地域の境界線をもっと積極的に超えないと担えないのではないかと思うのですが、きっとヒントになるような気がしています!
いなか会議のススメ方~板書術講座が終りました!
板書のチカラアップ⤴☆彡武雄でも開催します!
もう一つの絆~里親ってどんなこと?
信頼されるボランティアを目指して@よりみちステーション研修
お恥ずかしいですが...感謝!アバンセNOW☆Vol.86
選挙とCSO活動と私たち。
板書のチカラアップ⤴☆彡武雄でも開催します!
もう一つの絆~里親ってどんなこと?
信頼されるボランティアを目指して@よりみちステーション研修
お恥ずかしいですが...感謝!アバンセNOW☆Vol.86
選挙とCSO活動と私たち。
Posted by よもぎ
at 23:52
│●よもぎの日々。