てんをつないで、よもぎ日記。

JR肥前山口駅の南側にあるちゅーりっぷのうたギャラリー
ここは、NPO法人ちゅうりっぷのうた（←HP）のギャラリー兼作業所です☆



この車、ちゅうりっぷの車　
かわいくて、わかりやすいですね。



ひらがなの練習に一所懸命な男の子の横にいらっしゃいるこの方が、理事長 本村容子 さん。施設利用者の皆さんに優しく声を掛けられ、常に目を配られています。一緒に働いているスタッフの皆さんへ対しても、その眼差しは同じように感じました。

そんな本村さんは、元々学校の先生。学校生活で支援を必要とする「なかよし学級」の先生を長いこと経験され、退職後にこの場所を立ち上げられています。



教職時代に培った経験を、退職後も活かされている本村さんへ、この場所の名前の由来をうかがってみました。

『さいた　さいた　ちゅうりっぷのはなが
　ならんだ　ならんだ　あか　しろ　きいろ
　どの花みても　きれいだな』

と、口ずさむと、



『まさに、このちゅうりっぷのうたと同じ。
　花の色はいろいろあって、どの花もきれいなように、

　障がいを持つ人達もそれぞれに個性があって、
　それぞれの人が、美しい。』

と、そんなあたたかい言葉が帰ってきました(^^)



そんな名前の由来があり、作業所周辺にちゅうりっぷを植える活動もされています。

この「ちゅうりっぷロード事業」は、作業所の皆さんの力を合わせ秋頃から準備をされています。春にはきれいな姿をみせてくれる色とりどりのちゅうりっぷ

通勤通学の人通りの多い駅近く、毎日みかける方もいらっしゃるかと思います。

ちゅうりっぷのうたのみなさん、ボランティアの方々の手で植えられた花は、皆さんの心にそっと安らぎを与えてくれているのでしょう♡




普段の生活は、個性にあわせてお仕事をしたり、日記を書いたり、お話をしたり。
少しの間おじゃましただけでしたが、皆さんとても気さくに話しかけてくださって、明るい雰囲気が漂っていました。







そして、就労支援B型ということで、地域の地場企業からいただくお仕事をされています。

この日は、
「イイダ靴下」さんの靴下の裏返し、
佐賀のJAフーズの製菓部門「緑風堂」の箱作り作業と搬出、
その他にもいろいろと個性に応じたお仕事をされているようです。



ちゅうりっぷのうたの目玉でもあるギャラリー活動では、年間を通じ様々な展示催し物が開催されています。

これからも、住民の皆さんとの交流の場となるようにしたいとおっしゃっていました。
ぜひ、気軽に訪れてみてはいかがでしょうか(๑′ᴗ'๑)



最後に、こちらです！
大人気の『ちゅうりっぷのうたオリジナルカレンダー』！

毎年つくられているこのカレンダー。今年で12年目ということです。
表現力豊かな絵がとてもステキ☆

売上の益金は全額、障がいを持つ方への生活支援・就労支援に充てられています。ご協力いただける方は、ぜひ、売り切れる前にご購入されてくださいね(*´∀｀*)



障がいを持つ方々のコミュニティが、
障がいを持つ方々やその家族だけでなく、
それ以上に関わる方が増え、
地域とともに共生していける社会になりますように...☆