2011年04月18日
被災者支援「心を寄せる」を学ぶ寺子屋。
ONE LOVE TAKEO 企画第2弾!
2011年4月17日(日)、寺子屋「傾聴&防災」には沢山の方にお越しいただきました。ありがとうございました。
被災者の方を受入れると動き出した武雄市。では市民はどんな準備をすればいいの?自然な疑問であり、同じ想いを抱えたONE LOVE TAKEOでは、寺子屋『傾聴&防災』を企画。冒頭の黙祷、そして寺子屋の開幕です。
第一部、寺子屋『傾聴』。
講師には、傾聴ボランティア「かたらい」の市丸俊文氏をお迎えしました。市丸さんのこれまでの傾聴の経験にまつわるお話、武雄に避難された方を例えたロールプレーでは、解り易く対人関係のポイントを教えていただきました。
心に傷を負った人々に、耳を傾けて話を聴くということは?
相手を傷つけずに接するには、どんな心構えが必要なの?
被災された方々へ、心を近付けるには?
今回の参加者の中には、被災者支援ホストファミリーに手を挙げられている方ばかりでなく、仕事で子どもと関わったり、高齢者を介護されている方など様々な方がおいでになりました。
質疑応答で出た、「死」に関する言葉のキャッチボールのこと。とても印象的でした。
人は、言葉で傷付き、言葉で救われる。改めて実感しました。
相手を優先して、話を聴くこと。
相手を、ありのまま、認めること。
普段、人と接する場面でいつでもどこでも役立ちます。
とても勉強になりました。ありがとうございました。
そして二部は、寺子屋「防災」。
講師は、これまで20カ国以上の震災復興に携わる経験を持つ、被災地NGO恊働センター/縁♡あって東禅寺(武雄市武内町、現在修行中)の鈴木隆太氏です。
鈴木さんのお話も、これまで関わられた被災地での活動や状況など、生の声でした。ご紹介頂いた写真やグラフは、時に、ショッキングなものでもありました。
会場からは、私たちが行おうとしている「支援のカタチ」と、被災者の方々が求めている「ニーズ」の違いに関する事が、想いの押し付けにならないか??不安を抱えているという悩みもありました。
震災の起こった時期(季節)、曜日、時間の違いなどによって、自分の家族や大切な人が、どういう状態であるか、「自らの防災」について考える時間を持とう。手間がかかるけど地域でつくる「自治防災組織」の大切さなど、教えていただきました。
夜の部。
被災地へ行かれた方のご協力もあり報告会と、鈴木さんからのお話をうかがいました。
まずは自己紹介。今回、行政職員の方が多く参加していただいており、鈴木さんからは昼の寺子屋よりもちょっと深く、防災施策に関わるような話までしていただきました。
貴重な機会となりました。
報告会の発表者は、福岡市のNPOからボランティアで石巻市/南相馬市へ行かれた小松さん。
佐賀きずなプロジェクトとして気仙沼市派遣された、行政職員の一ノ瀬さんと浦郷さんです。
それぞれが現場で体験し見てこられたお話や映像。二次的情報しか得られない私達では知り得ない現場の空気。そこに在るニーズ。
その経験やネットワークが、次の支援に繋げるきっかけとなれるのでは...と鈴木さんからのアドバイスもありました。
発表者の皆様、貴重な経験を共有していただきました。
ご協力、ありがとうございました。
「傾聴&防災」。
この二つの話を合わせて、たいへん学ぶ事の多い一日でした。個人的に印象的だったのは、
●避難所や仮設住宅が変わるたびに、隣近所とのコミュニケーション、信頼関係の構築が必要となる負担。
●被災地ボランティアについて、遠くからよく来てくれたと言ってくれる方も居る。短期で交代する事で、逆に気を遣われる避難所の方々も居る。
●いつ、どこで起こるかわからない災害。でも普段考えている私たちの「防災」はイメージは堅く、まだまだ身近でないこと。工夫が要ること。
●情報過疎。被災地から脱出した被災者へ、現地の情報を届け続けなければ、帰るタイミングも失ってしまうこと。
などなど。。。
「防災」に疎かった私自身、学ばさせていただきました。ありがとうございました。
この日にお寄せいただいた募金¥12,890−は、東日本大震災の被災者支援として、ONE LOVE TAKEO で責任を持ってお送りさせていただきます。
2011年4月17日(日)、寺子屋「傾聴&防災」には沢山の方にお越しいただきました。ありがとうございました。
被災者の方を受入れると動き出した武雄市。では市民はどんな準備をすればいいの?自然な疑問であり、同じ想いを抱えたONE LOVE TAKEOでは、寺子屋『傾聴&防災』を企画。冒頭の黙祷、そして寺子屋の開幕です。
第一部、寺子屋『傾聴』。
講師には、傾聴ボランティア「かたらい」の市丸俊文氏をお迎えしました。市丸さんのこれまでの傾聴の経験にまつわるお話、武雄に避難された方を例えたロールプレーでは、解り易く対人関係のポイントを教えていただきました。
心に傷を負った人々に、耳を傾けて話を聴くということは?
相手を傷つけずに接するには、どんな心構えが必要なの?
被災された方々へ、心を近付けるには?
今回の参加者の中には、被災者支援ホストファミリーに手を挙げられている方ばかりでなく、仕事で子どもと関わったり、高齢者を介護されている方など様々な方がおいでになりました。
質疑応答で出た、「死」に関する言葉のキャッチボールのこと。とても印象的でした。
人は、言葉で傷付き、言葉で救われる。改めて実感しました。
相手を優先して、話を聴くこと。
相手を、ありのまま、認めること。
普段、人と接する場面でいつでもどこでも役立ちます。
とても勉強になりました。ありがとうございました。
そして二部は、寺子屋「防災」。
講師は、これまで20カ国以上の震災復興に携わる経験を持つ、被災地NGO恊働センター/縁♡あって東禅寺(武雄市武内町、現在修行中)の鈴木隆太氏です。
鈴木さんのお話も、これまで関わられた被災地での活動や状況など、生の声でした。ご紹介頂いた写真やグラフは、時に、ショッキングなものでもありました。
会場からは、私たちが行おうとしている「支援のカタチ」と、被災者の方々が求めている「ニーズ」の違いに関する事が、想いの押し付けにならないか??不安を抱えているという悩みもありました。
震災の起こった時期(季節)、曜日、時間の違いなどによって、自分の家族や大切な人が、どういう状態であるか、「自らの防災」について考える時間を持とう。手間がかかるけど地域でつくる「自治防災組織」の大切さなど、教えていただきました。
夜の部。
被災地へ行かれた方のご協力もあり報告会と、鈴木さんからのお話をうかがいました。
まずは自己紹介。今回、行政職員の方が多く参加していただいており、鈴木さんからは昼の寺子屋よりもちょっと深く、防災施策に関わるような話までしていただきました。
貴重な機会となりました。
報告会の発表者は、福岡市のNPOからボランティアで石巻市/南相馬市へ行かれた小松さん。
佐賀きずなプロジェクトとして気仙沼市派遣された、行政職員の一ノ瀬さんと浦郷さんです。
それぞれが現場で体験し見てこられたお話や映像。二次的情報しか得られない私達では知り得ない現場の空気。そこに在るニーズ。
その経験やネットワークが、次の支援に繋げるきっかけとなれるのでは...と鈴木さんからのアドバイスもありました。
発表者の皆様、貴重な経験を共有していただきました。
ご協力、ありがとうございました。
「傾聴&防災」。
この二つの話を合わせて、たいへん学ぶ事の多い一日でした。個人的に印象的だったのは、
●避難所や仮設住宅が変わるたびに、隣近所とのコミュニケーション、信頼関係の構築が必要となる負担。
●被災地ボランティアについて、遠くからよく来てくれたと言ってくれる方も居る。短期で交代する事で、逆に気を遣われる避難所の方々も居る。
●いつ、どこで起こるかわからない災害。でも普段考えている私たちの「防災」はイメージは堅く、まだまだ身近でないこと。工夫が要ること。
●情報過疎。被災地から脱出した被災者へ、現地の情報を届け続けなければ、帰るタイミングも失ってしまうこと。
などなど。。。
「防災」に疎かった私自身、学ばさせていただきました。ありがとうございました。
この日にお寄せいただいた募金¥12,890−は、東日本大震災の被災者支援として、ONE LOVE TAKEO で責任を持ってお送りさせていただきます。
再確認"C"はコミュニケーションの"C"~武雄市ICT寺子屋
被災地報告 第2弾〜心のケア〜
うめ〜ランドでインターンボランティア〜武高生〜
続けよう、つながろう、ONE LOVE TAKEO!!
佐賀新聞記事&感想~寺子屋『傾聴&防災』
元気よ届け!元気を送ろう! 佐賀から続々♪♪♪
被災地報告 第2弾〜心のケア〜
うめ〜ランドでインターンボランティア〜武高生〜
続けよう、つながろう、ONE LOVE TAKEO!!
佐賀新聞記事&感想~寺子屋『傾聴&防災』
元気よ届け!元気を送ろう! 佐賀から続々♪♪♪